キャリアパス制度

                 著者:塚本直樹
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【キャリアパス制度とは?】
企業が従業員の社内における異動・昇進における将来の道筋(キャリアパス)をあらかじめ設定した上で、従業員に周知徹底することです。また、企業が設定したキャリアパスに対して、OJT・OFF-JT・自己啓発等による教育面での支援や、人事評価と連動して活用されることも多いようです。

【キャリアパスの代表的な例】
1.マネジメントを主体としたゼネラリスト
2.技術職など専門性を高めるスペシャリスト

【メリット】
<従業員視点>
将来目指すべき方向性に対して、社内で何をするべきか明確になっているため、目的意識を持って高いモチベーションで仕事に従事することができます。
<企業視点>
企業が目指す方向性に合致したキャリアパスを設定しているため、企業が描く人材像に近い方向で育成することができる。また、結果的にモチベーションの高い従業員が多くなるため有機的な組織活動ができます。

キャリアパス制度は、企業が自社の中でのキャリアパスを明示しています。4コマ漫画に登場する学生さんは、本制度を説明された上で、野球選手や格闘家への夢を描いていますが、当然それは企業のキャリアパスにはなく、ただの個人の夢になります。本制度は、企業としての目標と従業員の目標を上手にすり合わせて最適なキャリアパスを各従業員が見つけることが重要であります。

  • 最終更新:2011-07-05 20:56:50

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