コアコンピタンス

                    著者:蜂矢維史
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「コアコンピタンス」



「中核能力」ともいい、企業が経営資源を組み合わせて独自性を生み出すための組織能力のことを指します。コアコンピタンスは長期間に渡る持続的な強化などによって構築され、以下の特徴を有しています。


①さまざまな市場へアクセスする可能性があること (→幅広く活用でき、将来性を備えた能力であることが重要です)


②特定の顧客の利益に重要な貢献をすること (→いくら独自な能力でも顧客のニーズを充足しなければ無用の長物になってしまいます)


③競合他社が模倣することが困難なこと (→優れた能力でも簡単にマネできてしまうならば、すぐにキャッチアップされてしまいます)


コアコンピタンスは①~③の要件を満たしているため、これを保持する企業は、競合他社との競争における優位性となり、長期間にわたり顧客の支持を得られることが考えられます。

  • 最終更新:2011-07-20 19:16:43

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