平均の検定
著者:村上知也

2標本の平均の検定には3種類あります。
Z検定、t検定、ウェルチ検定です。 (ウェルチ検定は、ウェルチのt検定と呼ばれますが)
・Z検定
Z検定は、(標本ではなく)母集団の分散が既知の場合に使われます。
(例)Z検定は、全国の生徒に同じテストを行い、
各学校の成績がその中でどのレベルにあるかを調べるなどの
母集団が完全にわかっている場合に用いられます。
でも、母集団が分かっている場合は、あまりありません。
つまりあまり利用されないということになります。
つまり、正解の選択肢にはなりにくいと考えられます。
・t検定
t検定は、標本が等分散の場合に利用されます。
標本が等分散とは、母集団が同じことが考えられます。
標本が当分散化どうかはF検定で確かめます。
等分散でない場合は ウェルチ検定を利用します。
- 最終更新:2011-08-16 15:00:47