製品ライフサイクル

                    著者:蜂矢維史
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「製品ライフサイクル(PLC)」

製品は市場に導入されてから次第に普及し、やがて代替的な製品の出現によって市場から消滅していきます。この一連のサイクルのことを「製品ライフサイクル(Product Life Cycle)」といいます。

ここでいうPLCの「寿命」とは、その製品個々の物理的な寿命ではなく、その製品群の存在意義、つまり顧客がそこに何の価値も見出さなくなる時を示していて、以下のような流れをたどるとされています。

①開発期
(売上…なし / 利益…著しくマイナス)
  ↓
②導入期
(売上…微量 / 利益…マイナス)
  ↓
③成長期
(売上…上昇 / 利益…プラス)
  ↓
④成熟期
(売上…MAX / 利益…やや減少)
  ↓
⑤衰退期
(売上、利益とも減少)

PLCのフェーズごとに需要を喚起される顧客層も大きく変化していくため、企業はこの流れを踏まえマーケティングを行いプロモーションや価格戦略を行っていきます。

マンガでは主人公に集中していた市場ニーズが、新たに続く新入生にとって代わられています。自らの製品価値を女子高生というブランドのみに依存せず、自分磨きをして価値を高めることに成功していれば、もう少しはPLC寿命を延ばせたかもしれませんね(→これをライフサイクルエクステンションといいます)




  • 最終更新:2011-07-20 19:20:03

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