開封率

「開封してもらうこと」がDMの第一ステップ
郵政研究所の調べで、49.5%の人がすべてのDMを開封し、
内容を確認していることが分かっています。
反面で、約半数の人が「内容を確かめずに捨ててしまうかもしれない」
というのが現状です。
①DMを受け取った人の一部が開封する
②開封した中の一部が購入などに結びつく
という流れを考えると、
そもそもまず開封してもらうことの重要性が分かります。
《出展》郵政研究所月報 2001.5 『ダイレクトメールレスポンス調査』
ドアオープナー
開封率を上げる施策として一般的なのが、
コピーやデザインなどのクリエイティブを工夫することです。
これとは別のベクトルで確立されているツールが「ドアオープナー」です。
その名の通り、ドアをオープンしてもらうためのツールで、
ペンや試供品、封筒の窓から覗いている美容院の割引券などもこれに当たります。
ドアオープナーを封入することでコストは上がりますが、
そもそも他社の名簿を利用することや、
物を送付する時点でそれなりのコストがかかっています。
ドアオープナーを利用しても最終的な反応率を上げることで、
費用対効果が改善されることは大いにあり得ます。
ここからは余談。
最後のコマで佐藤さんが「顧客創造ですね、分かります」と言っているのは、
猫を送りつけることによってペットの飼い主を生み出し、
ペットフードの需要を喚起する、というような意味合いです。
「市場を生む」という言葉をあちこちで聞くので揶揄してみました。
今回からアシスタントが付きました。
回によってキャラクターデザインが変わってきてしまっていますが、
そのうち安定する予定です。
今しばらく見守っていてください!
- 最終更新:2011-07-05 21:18:55